給湯省エネ事業とは、家庭でのエネルギー消費において⼤きな割合を占める給湯分野をターゲットにしたもので、高効率給湯器(家庭⽤燃料電池、ハイブリッド給湯機、ヒートポンプ給湯機)の導入支援を行うものです(*^^*) 導入する高効率給湯器によって一定額の補助が受けられます。
設置する給湯器の種類
設置する給湯器 | 補助額 | 補助上限 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | 18万円/台 | 戸建住宅/いずれの2台まで 共同住宅/いずれの1台まで |
ハイブリッド給湯器 | 10万円/台 | 戸建住宅/いずれの2台まで 共同住宅/いずれの1台まで |
ヒートポンプ給湯器(エコキュート) | 8万円/台 | 戸建住宅/いずれの2台まで 共同住宅/いずれの1台まで |
家庭用燃料電池(エネファーム)▶▶
LPガスや都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応をさせて発電し、その際に発生した熱を給湯や暖房に活用することができます。 家庭などのエネルギーが必要な場所でエネルギーを創ることができるため、無駄なく効率的にエネルギーを利用することができ、環境にも優しいシステムです。
ハイブリッド給湯器▶▶
ヒートポンプ給湯機とガス温水機器を組み合わせたものです。 ふたつの熱源を効率的に⽤いることで、⾼効率な給湯が可能です。大気中の熱を活用する電気式ヒートポンプで加熱した一定量のお湯を貯湯タンクに貯めておき、その後タンク内のお湯がなくなっても、瞬発力のある高効率ガス給湯器に運転を切り替えて必要なお湯を瞬時に供給する給湯システムです。
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)▶▶
ヒートポンプ給湯器は、空気中にある大気熱と電気を利用してお湯を沸かす給湯器です。従来の電気式給湯器は電気のみを利用してお湯を沸かしていましたが、ヒートポンプ給湯器は大気熱も取り込むため、より少ないエネルギーでお湯を沸かすことが可能です。
「給湯省エネ2024事業」申請方法
住宅省エネ2024の給湯省エネ事業の申請は、住宅省エネ支援事業者(eco住まいるでも申請可能)が行います。申請の手順は次のとおりです。
①住宅省エネ2024キャンペーンに登録された住宅省エネ支援事業者と契約する
②補助事業を選択し、その事務局に申請する
③提出書類を添付する
給湯省エネ事業の申請に必要な書類には、住民票や本人確認書類などがあります。必要に応じて他の書類の提出をお願いすることもあります。(※分からないことがありましたら、お気軽にお尋ねください)
給湯省エネ事業の交付申請期間は【2024年3月29日から12月31日まで】ですが、予算上限に達すると終了します。給湯器の補助金事業は他の事業に比べて予算が上限に達するスピードが速い傾向があるので、出来るだけ早めにご相談いただければと思います。
まとめ
給湯器に対する補助金は、給湯器の普及が始まった時以来だそうです(`・ω・´) 久しぶりの補助金!省エネ型の給湯器は熱効率が高く、従来型よりも少ない燃料でたくさんのお湯を沸かすことが出来ます。 燃料の消費量が減ると、ガス代や灯油代や電気代など毎月の負担となる光熱費の節約につながるということです♬ 特にお湯をたくさん使うご家庭では、省エネ給湯器を設置することで高い節約効果が見込めます。補助金は、先ほども説明があったように予算上限に達すると終了してしまいます(現在2024年10月4日時点で77%)この機会に、給湯器交換や新規設置にご興味あられる方は、お気軽にご相談くださいませ。