こんなご家庭におススメ!
- V2Hに互換性のある電気自動車を所有している、もしくは将来的に電気自動車の導入を検討している
- 停電時に非常用の電力を備えたい
- 自家用車のエネルギーを家庭で使用して節約したい
V2H(Vehicle to Home)は、EV(電気自動車)もしくはPHV(プラグインハイブリッド自動車)のバッテリーに蓄えた電力を住宅に供給して、有効活用できるシステムのことを指します。
EVやPHVには、住宅の専用コンセントから充電することができますが、EVやPHV側から住宅へ電気を供給することはできません。
V2Hを導入することで、EVやPHVから住宅に給電することができるようになります。
目次
V2H導入のパターン
V2Hは太陽光発電システムと蓄電池と相性が良く、導入には右下図のようなパターンがあります。
ご自身がどのような商品を設置するべきなのかをよく把握してからお見積もりを取りましょう。
V2Hを導入するメリット
V2Hを導入するメリットをご紹介します。
- 太陽光パネルで発電した電気を電気自動車に充電することができる
- 電気自動車に溜まっている電気を家で使用することができる
- 停電時に電気自動車を蓄電池として使用することができる
- 停電が起きても、日中太陽の光があれば、車に充電することができる
既に設置している太陽光パネルで発電した電気を、日中自宅で自己消費して、残った余りの電気を電気自動車に充電することができます。 また電気自動車からもお家に給電することができます。
V2Hが家の電気と電気自動車の架け橋的な存在になるわけですね。
特に卒FITを迎えられて、売電単価が下がったお客様はせっかく発電した電気を有効活用することができるので、大きなメリットがあります。
eco住まいるがおススメするV2H
V2Hをご検討されているお客様には以下の商品がおススメです。
nichicon EVパワーステーション
プレミアムモデル VCGー666CN7(LAN) (全負荷) スタンダードモデル VCGー663CN3シリーズ (特定負荷) プレミアムPlusモデル VCGー666CN7Kシリーズ (全負荷) | |
型式 停電時出力 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 | 上記に記載 6.0kW 、スタンダードのみ 3.0kW 91kg、スタンダードのみ 88kg 809×855×337(共通) 屋外 スタンダードのみ特定負荷 5年間、スタンダードのみ2年間 なし |
メーカー希望小売価格(税込) | プレミアム 991,100円 スタンダード 547,800円 プレミアムPlus, 1,881,000円 |
プレミアムモデル、スタンダードモデル、プレミアムPlusモデルの違いを簡単に説明します。
スタンダードモデルとプレミアムモデルの違い
停電時、プレミアムシリーズは停電時に全負荷に対して、スタンダードモデルは特定負荷になります。
スタンダードモデルは太陽光発電システムとEVパワーステーションがそれぞれ独立して利用することになります。
つまり、太陽光発電システムで発電した電力を電気自動車に充電することができません。
それに対して、プレミアムモデルは太陽光と連系しています。
停電時はお家の消費電力が太陽光で発電した電気よりも多い時は、EVから放電して、太陽光発電とEVの電力を使用します。
お家の消費電力が太陽光発電で発電した電気よりも少ない時は、余剰電力をEV車に充電します。
V2Hの操作にも大きな違いがあります。
スタンダードモデルは本体からの操作に対して、プレミアムモデルは専用のスマホアプリでも操作が可能です。
わざわざ、外に出ていかなくていいので便利ですよね。
プレミアムモデルとプレミアムPlusの違い
停電になりますと、EVパワーステーションの電源も切れて動かせなくなります。
これを動かすために、電気自動車とEVパワーステーションを専用のケーブル(シガーソケットに繋ぐケーブル)で繋いで、電気自動車から給電して、EVパワーステーションを動かします。
この、一つ手間のかかる作業を解消したモデルがプレミアムPlusになります。
プレミアムPlusには自動切替分電盤とUPS非常用電源が付いていますので、プレミアムモデルのようなシガーソケットに抜き差しみたいな手間がありません。
充電ケーブルがEV車につながっている状態で、EV車からお家に電気を流すことが可能です。
それぞれの特徴をしっかりと把握してから、見積書をとりましょう。
トライブリッド蓄電システム
「EVパワーステーション」は、電気自動車との相性もよく、停電などでも活躍でき、非常に便利な商品ですが、 「電気自動車が家にないと活躍しない!」とデメリットもあります。
電気自動車が蓄電池的な役目になりますので、日中車を通勤などで使用される場合は、蓄電池が家にない状態になります。
そうなると、発電した電気はすぐに使用するか、売電するか、という選択肢になりますね。
電力会社が高く買い取ってくれる場合は良いですが、卒FITを迎えて、売電単価が安くなっていたら売電はもったいないですよね。
そのような、状況を改善してくれる商品が「トライブリッド蓄電システム」になります。
「トライブリッド蓄電システム」は以下のような使い方ができます。
図のように、太陽光パネルで発電した電気を電気自動車に送ることもできますし、電気自動車から家に電気を放電することもできます。
また、電気自動車が家にない時も、太陽光パネルで発電した電気を昼夜ともに使用することができます。
もちろん、停電時に電気自動車がなくても、蓄電池があるおかげで電気のバックアップが取れるので、安心して過ごすことができますね。
電気自動車があれば、大容量の蓄電池となりますので、長期間の停電時でも心配することがありません。
非常に便利なシステムとなっています。
以下はトライブリッド蓄電システムの取り扱いメーカーになります。
nichicon
①蓄電池本体 4.9kwh , 7.4kwh 9.9kwh , 14.9kwh ②ハイブリッドパワーコンディショナ ③V2Hスタンド・V2Hポッド | |
蓄電池本体 | |
型式 | ES-T3S1 (4.9kwh) |
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停電時出力 初期実行容量 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 4.0kw 4.2kw 50kg 540×418×230(共通) 屋内・屋外 全負荷 15年保証 10年保証 1,320,000円 |
型式 | ES-T3M1 (7.4kwh) |
停電時出力 初期実行容量 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 4.0kW 6.4kw 61kg 540×418×230(共通) 屋内・屋外 全負荷 15年保証 10年保証 1,870,000円 |
型式 | ES-T3L1 (9.9kwh) |
停電時出力 初期実行容量 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 5.0kW 8.6kw 100kg 540×418×230(共通) 屋内・屋外 全負荷 15年保証 10年保証 2,640,000円 |
型式 | ES-T3X1 (14.9kwh) |
停電時出力 初期実行容量 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 5.0kW 12.9kw 122kg 540×418×230(共通) 屋内・屋外 全負荷 15年保証 10年保証 3,740,000円 |
ハイブリッドパワーコンディショナ | |
型式 | ES-T3 |
系統連系出力(定格出力) 重量(パワコンは別) サイズ 設置場所 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 5.9kW 44kg 685×648×239 屋外 15年保証 10年保証 1,320,000円 |
V2Hスタンド・V2Hポッド | |
V2Hスタンド(セパレート型)&V2Hポッド | |
型式 | ES−T3P1 |
重量(パワコンは別) サイズ ケーブルの長さ 設置場所 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 61kg 520×1180×260 3.5m 屋外 15年保証 10年保証 1,650,000円 |
※ケーブルの長さが7.5mになると 1,760,000円(税込) | |
V2Hスタンド(一体型) | |
型式 | ES−T3V1 |
重量(パワコンは別) サイズ ケーブルの長さ 設置場所 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 69kg 520×1180×260 7.5m 屋外 15年保証 10年保証 1,430,000円 |
Panasonic
パナソニックからも、将来の電気自動車の普及を見越してV2H商品が発売されました。
「 eneplat 」のご紹介です。 この商品の特徴を以下に簡単にまとめました。
- 蓄電池、V2Hの後付けが可能。
- 電気自動車と蓄電池に同時に充放電が可能。
- 将来の電気自動車ライフに向けて機械がアップデート。
気象警報が発動されると、蓄電池と電気自動車に同時に充放電出来ますので、もしもの災害による停電時には、安心して暮らすことができます。
いろいろ便利な機能が備わった商品になりますので、是非ご検討されてはいかがでしょうか。
以下に、商品の詳細を掲載しています。
①蓄電池本体 3.5kwh、6.3kwh、6.7kwh 10.2kwh、12.6kwh、13.4kwh ②パワーステーション/蓄電池用コンバータ ③V2Hスタンド | |
蓄電池本体 | |
品番 | LJB1335 (3.5kwh) |
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重量 サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 46kg 480×660×139 屋内 全負荷 15年保証 10年保証 1,144,000円 |
品番 | LJB1367 (6.7kwh) |
重量 サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 61kg 480×660×245 屋内 全負荷 15年保証 10年保証 2,090,000円 |
品番 | LJB2363 (6.3kwh) |
重量 サイズ 設置場所 タイプ 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 85kg 649×646×333 屋外 全負荷 15年保証 10年保証 2,035,000円 |
パワーステーション | |
品番 | LJRE31B |
系統連系出力(定格出力) 重量 サイズ 設置場所 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 6.0kW 35kg 525×770×162 屋外 15年保証 10年保証 1,064,800円 |
V2Hスタンド | |
品番 | LJV1671B |
重量(パワコンは別) サイズ ケーブルの長さ 設置場所 機器保証 自然災害保証 メーカー希望小売価格(税込) | 55kg 420×1250×210 7.5m 屋外 15年保証 10年保証 1,760,000円 |
お客様から「ニチコントライブリッド」と「Panasonic eneplat」 はどちらがおススメなのかよく質問されます。 以下に商品の違いと特徴をまとめましたので参考にしていただければと思います。
・EV車と蓄電池に同時充電可能 ・蓄電池のラインナップが多い ・機械がアップデートする ・価格が高い | ・3倍速 ハイスピード充電 ・V2Hのスタンド・コネクタを分けることができる ・価格が魅力 |